むぎっこについて

「広々とした教会の建物を、日曜日にクリスチャンだけが使うなんてもったいない!」
むぎっこが設立した背景のひとつにはそんな思いもあります。

子どもたちは、緑色の屋根に赤い郵便受けのかわいい教会の中で過ごします。むぎっこでは、子どもたちの嬉しい気持ちや悲しい気持ちに寄りそい、それぞれの思いや発達を受け止めて生活することを大切にしています。

わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。

聖書(第二コリント 4章18節)

自由な環境の中で存分に楽しむこと

自由な環境の中で存分に楽しむこと

子どもは発達課題を自分自身で見つけ出し成長していこうとする力があり、そのタイミングや速度は、驚くほどに十人十色です。むぎっこでは、自由な環境の中で自分の興味のある遊びを思う存分に楽しむことを大切にしています。

むぎっこでは英語を教えたり、体操をさせたりすることはありません。ただ、子どもたちの心の声に耳を傾け、思いに応えます。子どもは十分に愛されていると感じることで、「人が最初に直面する発達」とされる「基本的信頼感」が育ちます。自分がとても大切な存在だという実感こそ、自分も周りの人も大切にする土台となるのです。