〜栄光の教会を⽬指して〜
「わたしの家は 祈りの家」
そして彼らに言われた。「『わたしの家は祈りの家と呼ばれる』と書いてある。…
マタイの福音書 21章 13節
昨年は「神の宮を建てよ!」(ハガイ書 1章 7〜8 節)というビジョンのもと、「ファミリー制度」と「会堂修繕工事」に共に祈りつつ取り組み、主が素晴らしい御業を見せてくださいました。主の導きを新たに求め「垂穂は私の神の家族(ファミリー)」と受け取り応答してくださったお一人お一人を心から感謝します。
そのような中で、昨年秋頃から「主の願われる宮とはどのような宮か?」と祈らされる中で、「わたしの家は祈りの家」との御言葉が示されました。そして上記のマタイの福音書 21章 13節の御言葉を受け取り、『わたしの家は 祈りの家』〜至る所に祈りが満ちる教会へ〜をテーマに2024年度を歩んでいきたいと願っています。
ファミリー制度も2年目に入り、「集められる」から一歩進んで、「よみの門」をも打ち砕くイエスの名によって2、3人が集まり、「祈り合う」ことによって、より強く「組み合わされ」ていきたいと思います。
そこで、わたしもあなたに言います。あなたはペテロです。わたしはこの岩の上に、わたしの教会を建てます。よみの門もそれに打ち勝つことはできません。わたしはあなたに天の御国の鍵を与えます。あなたが地上でつなぐことは天においてもつながれ、あなたが地上で解くことは天においても解かれます。
マタイの福音書 16章18~19節
「祈り」により「組み合わされる」ことはまさに、エズラ・ネヘミヤ記で見た「城壁の再建」です。共同体として互いに組み合わされることで、敵に奪われていたものを取り返し、礼拝や共同体、信仰やいのちが守られ、それを通して神の国としてますます豊かにされていくと信じます。今年度、垂穂にそのような「祈りの城壁」を築いていきたいと願っています!
まことに、もう一度あなたがたに言います。「あなたがたのうちの二人が、どんなことでも地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父はそれをかなえてくださいます。二人か三人がわたしの名において集まっているところには、わたしもその中にいるのです。」
マタイの福音書 18章19~20節
そして、終わりの時代に置かれた教会として、大いなる魂の収穫に向けて、働き人を送ってくださるように、収穫の主に祈っていく(マタイ 9章37〜38節)必要を強く感じています。ファミリー制度も2年目に入り、兄弟姉妹の賜物が具体的に組み合わされていくことによって、共に主の働きに参加していくことも、重要なチャレンジとして、受け止めています。
垂穂キリスト教会牧師
桐山 塁