2023年度のビジョン

〜栄光の教会を⽬指して〜
「神の宮を建てよ」

万軍の主はこう言われる。「あなたがたの歩みをよく考えよ。山に登り、木を運んで来て、宮を建てよ。そうすれば、わたしはそれを喜び、栄光を現す。…

ハガイ書 1章 7~8 節

昨年より、神様は垂穂教会に「神の宮と城壁の再建」をテーマに、エズラ記・ネヘミヤ記を与えられ、私たち自身としての教会(神の宮)と、実際的な建物としての教会(神の宮)を修復し再建せよ、回復せよ、と語られてきました。

そのことを受け止めながら今年は、捕囚の民イスラエルが帰還した時代に、励ましの預言をした預言者ハガイの言葉、ハガイ書 1 章 7−8 節を握り、共同体として一つ心となり進んでいきたいと願いします。

そこで、わたしもあなたに言います。あなたはペテロです。わたしはこの岩の上に、わたしの教会を建てます。よみの門もそれに打ち勝つことはできません。わたしはあなたに天の御国の鍵を与えます。あなたが地上でつなぐことは天においてもつながれ、あなたが地上で解くことは天においても解かれます。

マタイの福音書 16章18~19節

私たちは、キリストの教会「呼び集められた者たち」(エクレシア)で、その使命は、イエス様にあ って一つになり、福音の恵みによって、神の国を地上に建て上げていくことです。キリストを信じることによって人は救われ、世界に一つしかない「普遍的な教会」のメンバーとなりますが、また同時に、各地に存在する目に見える「地域教会」のメンバーとして歩むことによって、信仰の成長と霊的な覆いと守り、必要のために助け合い、地上での使命を果たすことできると信じます。

この御言葉からわかるように、イエス様は、「地域教会」である垂穂教会に、一つのビジョンを持っています。「岩の上に建てられ、陰府の力に打ち勝ち、天国の鍵を用いて、地上に天国を解き放つ教会」です。

しかし、私たちは弱さを持つ罪人の集まりであり、イエスにより頼まなければ進むことができない教会でもあります。垂穂教会がイエス様が来られる再臨の時に備えて、ますますキリストの花嫁としての聖められ、整えられていくことを、一緒に祈り求めていきたいと願っています。

垂穂キリスト教会牧師
桐山 塁